「平等な老いに向かって」 高齢化社会セミナー

Date
21/10/2020
Location
ニュース
Share
Facebook / Twitter

ご参加いただいた皆様にありがとうございました。レクチャースライドは以下のリンクでご覧できます。

https://drive.google.com/drive/folders/1Sv4iRB3uxZoqzY__-SM1ILmeyQWd14nq?usp=sharing

 

「平等な老いに向かって」セミナーは10月29日(木)13時〜18時にフィンランド大使館構内に新築されたメッツァ・パビリオンにて開催致します。

日本は世界初の「超高齢社会」とも言われ、フィンランドはヨーロッパ諸国の中で高齢化がもっとも急速に進んでいる国です。地理的距離や文化の違いにもかかわらず、両国は将来に向けて共通課題を抱えています。高齢者層が若年層を上回った社会において生活の質をどのように維持するべきでしょうか?また、ソーシャルクラスにかかわらず、高齢者が同等な老年を過ごせるように、どのように介護対策を作れば良いのでしょうか?

当セミナーは高齢化問題に対しての日本とフィンランドの視座やアプローチを共有することを目的としています。問題のみを議論するだけでなく、両国が学び合うことのできる成功体験や解決策について議論する場となります。

登壇者:

原田謙博士、実践女子大学 人間社会研究科 人間社会専攻 教授
テッポ・クロガー(Teppo Kröger)博士 Professor of Social and Public Policy, University of Jyväskylä.
田中里美博士、都留文科大学 地域社会学科 教授
ヴィリピ・ティモネン (Virpi Timonen) 博士 Professor of Social Work and Policy, Dublin Trinity College

プログラム:

  • 13:00 開始、フィンランドセンター所長アンナ=マリア・ウィルヤネンから挨拶
  • 13:15 「老いの経験~地域による差」田中里美教授 都留文科大学
  • 14:15 「危機にある老年期の平等 〜フィンランドと国際的視座から見るケア貧困〜」テッポ・クロガー教授 (University of Jyväskylä)
  • 15:00 コーヒー休憩
  • 15:45 「日本における「幸福な老い」と世代間関係:エイジズムの視点から考える」 原田謙教授 実践女子大学
  • 16:45 「技術が答えだとしたら、何が問いとなるか?老化「問題」に対する「解決策」としてのケア・テクノロジーに関する熟考」ヴィリピ・ティモネン教授 (Trinity College Dublin) 
  • 18:00 終了

本セミナーは、ハイブリッド形式での開催となり、対面の場合は、フィンランド大使館内メッツァ・パビリオンにて行います(最大許容人数:50名)。また、同時にZoomでのオンライン配信もございます(配信アドレスは、https://us02web.zoom.us/j/89005465995?pwd=M2oxNE01NXk5YVV1aGFpRnFmSHdJQT09となります)。

メッツァ・パビリオンでの対面での参加をご希望の方は、Peatixイベントページを通じて事前予約をお願いいたします。

申込みはこちら:https://aging-seminar20.peatix.com/

対面の場合の会場: メッツァ・パビリオン(住所:東京都港区南麻布3-5-39)

ご不明点は、こちら(info@finstitute.jp)まで。どうぞ奮ってご参加ください!